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Macに標準搭載されているブラウザ、「Safari」がついにWindowsに対応。
Safariといえば、洗練されたインターフェイスが有名ですが、Safari公式サイトではHTMLのレンダリングはIE7の2倍、Firefox2の1.6倍だと謳っています。私も早速インストールしてみました。
「Safari」でGoogle Newsを閲覧している様子。
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どーみてもMacですね……。
ただし、現在はベータ版ということと、
英語のみの対応になるので、ほとんどの日本語のサイトは閲覧できません。
私のサイトも以下のような状態。(日本語フォントそのものが指定できないです。)
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ただし、最速インターフェイス研究会によると、無理やり日本語表示させる事が可能な模様。
あまりにも突然のリリースで驚きましたが、SleipnirやLunascapeも含め、このサイトのIEエンジンのシェアは78%でした。Firefoxが14.6%、Safariが1.1%でしたが、若干の変動がありそうですね。
ここからは、WEBサイトの管理者の悩みなので、それ以外の人は読み飛ばし推奨です。
WindowsXPの人の多くは、Internet Explorer6を使っていて
WindowsVistaの人がIE7を使っているように、
Macを使っている多くの人もSafariを使っていて……。
WEBページを作っている時に悩まされるのがこれで、
IE6で正常に見えるページが、Firefox等では崩れてしまう事もありますよね。
HTMLの構文ミスならまだしも、ブラウザのバグだと修正も大変。
FirefoxならWindowsでも確認できるのですが、「Safariを使うと見れない」となると手が付けられませんでした。
そこで私は今までは、こういったサービスを使用して確認していました。
(browsershotsと言って、様々なブラウザでの見え方をチェックするサービスです。
使い方は、自分のサイトのURLを入力して「Start」後、プルダウンメニューの「Maximum wait」を「4 hours」
にして「Submit Jobs」を押します。で、4時間後にまたこのサイトに行けば、スクリーンショットが上がっています。)
ところが、SafariがWindowsに対応した事で、自分ですぐにチェックできるようになりました。
これは私にとっては朗報です。
また、WEBサイト運営者で無くとも、ブラウザの選択肢が増える事は良いことですね。
「Mac好きだけどPCはWindows」という人はMac気分を味わえますし。