京アニ版CLANNAD、総作監・池田和美さんのインタビュー&設定画が公開[003-CLANNAD]
(2007-06-30) by 安眠枕


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電撃G'sマガジンの8月号【AA】は相変わらずリトルバスターズ!の特集が組まれてるけど、秋から冬にかけて放送が開始されると噂のCLANNAD-クラナド-【AA】の情報も掲載されてた。

【電撃G'sマガジン 8月号(Amazon)】
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(総作画監督の池田和美さんについては「らき☆すたは京アニにとって冒険した作品だった?」も参考に。)


池田さんのインタビューの一部を引用します。

 同じKeyさんの作品ではありますが、『Kanon』とはまた違う『CLANNAD』ならではの魅力を引き出せたらと、いったん頭の中を真っ白にして、新鮮な気持ちで取り組もうと思っています。
『Kanon』に比べてキャラクター数も多くなりますが、ファンの方は『これぞ○○(キャラ名)!』と感じていただけるよう、それぞれの魅力を生かした映像をお贈りしたいです。
(以下略)

-電撃G'sマガジン8月号 「夏の美少女アニメフェス」池田和美さんインタビューより


と、Kanonに引き続き総作監になったんだけど、「Kanonの経験を生かして〜」というのではなく、いったん真っ白にして取り組まれているそうです。
Kanonと比べると、樋上いたるさんの原画も大分変わってきているので、当然と言えば当然かも。CLANNADではいわゆる「いたる絵」というか、独特のクセは大分抜けていると言われているけど、それに京都アニメーションのエッセンスが加わると、「これぞ日本の萌えアニメ絵」という感じに。

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Keyの集大成CLANNADを、日本が誇るアニメーション会社、京アニが動かす


このほかにも、主要ヒロイン(古河渚・伊吹風子・坂上智代・藤林杏・一ノ瀬ことみ)のデザインポイントも掲載。例えば、古河渚に関しては

 おとなしいけれども、けっして弱くなく、“芯”をちゃんと持っている女の子。瞳の描き方が難しいですね。大きさや白目・黒目の比率がちょっとでも外れると渚っぽく見えなくなってしまうんです。2本のアンテナ毛(?)も特徴なんですが…… (以下略)

-電撃G'sマガジン8月号 「夏の美少女アニメフェス」池田和美さんインタビューより


こんな感じで書いてあって、他のキャラも同様。
キャラの設定画も掲載されていて、なかなか興味深いです。

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渚とことみの設定画。こういうの見ると、ついつい塗り絵したくなる……。

紙面では僅か2ページしか占められていないけど、鍵っ子にとってはかなり気になる内容。
気になる人は要チェックですよん。

あ、そうそう次のページをめくると、劇場版CLANNADの宣伝もあるけど、
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さすがにちょっと古臭い作風ですね……。

劇場版クラナドと言えば、黒歴史といわれている劇場版AIRの時と同じ、出崎さんが監督。
そのせいで、早くも「黒歴史か?」とも言われています。
私としてはAIRが黒歴史とは言い過ぎだと思ってるんですが……。

それはともかく、出崎さんはAIRと同じく絶対何かやってくれると、色んな意味で期待している作品であります。原作が動くのをみたいなら、京アニ版がある。
「出崎解釈」によるCLANNADの世界を楽しむのも一興じゃないでしょうか。


コメント(2)
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