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サクっとプレイ直後の感想です。
超ネタバレなので注意
音楽ですが、心配してましたけども、そこそこ良かったんじゃないでしょうか。
でもやっぱり物足りなさはありますね…『夏影』『渚』『Gentle Jena』のような代表曲や、『小さなてのひら』『Life Is Like A Melody』みたいなエンディング曲も無かったですから。
PMMKも悪く無かったですが、やはりKeyメンバーの曲が良かったです。
Manackが地味に良かったのでそこはいい意味で予想外でした。
あと、Jumper Ver.の「すぐ近く」が変すぎて大好きです。
みんなが「高く飛べ」でジャンプするのも最高です。
都乃河さんのシナリオ…【神北小毬】【来ヶ谷唯湖】
来ヶ谷ルートがとても難解です。
一回目では、良く理解できないうちに終わってしまった印象が…。
キャラ的には面白いのですが、シナリオはイマイチだったという印象です。
世界がループしている事にユーザが気づいていれば分かりやすかったのかもしれませんが。
来ヶ谷ルートは最後の方に回した方がよかったですね
小毬ルートですが、一番感動したのは小毬のために絵本を作っている時の、男キャラの優しさでした。
小毬のキャラも良いし、流れ星を見るシーンも良い感じでした。
普通に読む分にはすごく良いお話だと思うのですが、ググッと来る箇所が他になかったです。
うーん、今回はループなどの縛りがあったので自由に出来なかったかもしれませんが、私的にはこの2つのルートはリフレインの引き立て役という印象ですね……。ほとんど泣けず、「良いお話」で終わってしまいました。
麻枝さんの跡継ぎ?のポジションだからという訳ではないですが、最後にもう一押し欲しかったです。
城桐央さんのシナリオ…【三枝葉留佳】【能美クドリャフカ】
葉留佳ルートはすごく懐かしい感じがしました。
例えが意味不明すぎて申し訳ないですが、KanonとAIRの間のような感じでしょうか。
感動する場面も多かったと思いますし、最後のしめ方も好きです。ですが、それでもあまり泣けないんですよね…。
クドルートはかなり残念でしたね。もう既に色々言われてますが……。
私が気になったのは、テレビで殺害シーンを流すのが不自然すぎる事と、クドが鎖で繋がれている時に渡されたロケットの破片?ですね。あそこが妙に気になって『???』とか思ってるうちに洞窟を脱出してシナリオが終わってました……。
このシナリオは読む人が読めば、凄い評価が出るかもしれません。が、私としては非常に微妙でした。クドも最後の方にプレイした方がわかりやすかったのかもしれませんね。
樫田レオさんのシナリオ…【西園美魚】
美魚ルートも良い出来です。個別では2番目に好きなシナリオです。
後半、突然泳ぎだす所が最高ですね。どこか、ことみシナリオに通じるものがありました。今回は1キャラだけの担当という事もあってか、涼元さん的な印象を受けました。
美鳥も良いキャラしてますねー。
麻枝准さんのシナリオ…【棗鈴、男キャラ】
リフレインは何も言う事は無いですね。でも逆に、リフレインをクリアするまで心配でした……。たしかに全体的な質は良いのですが、このままだと「普通に良い」だけの作品ですから。
まあそれは杞憂でしたが。とにかく、リフレインの男キャラ(井ノ原真人、宮沢謙吾、棗恭介)が素晴らしかったです。CLANNADの春原もそうですが、麻枝さんの書く男キャラはとにかく良い。あと筋肉。
うーん、今回でシナリオは引退という事なので、麻枝さんが抜けた後が心配です……。
まとめ
いつものKeyに比べ、世界の設定が少し難しくなりましたが、とりあえず評判は上々のようで、売れ行きも良い感じらしいです。しかし、破壊力不足は否めません。
都乃河さんのシナリオは難しい事をやりすぎたんじゃないかなーと思います。小毬も唯湖もキャラ設定はかなり良かったので、よけいに残念というか。あと一押ししてくれれば凄く良いシナリオだったと思うのですが……。でも、単に私に合わなかっただけかもしれませんね。
とにかく、個別ルートは、多少ループとかの縛りを無視してでも、もっと自由にやってよかったんじゃないでしょうか。
あとは、虚構世界を壊す事に対する葛藤がほとんど無いのも不思議でした。みんな(理樹と鈴以外の8人)は、理樹が強くなる事=死なのだから、延々とループさせてしまえと思ってしまいそうなものですが。ゲーム的リアリズムですね。
リフレインは良いですが、そこだけを評価して「リトバス最高」とは言えません。全体的に見ると、最高とは言い難いですね。
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