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『光見守る坂道で』【AA】のレビューのようなものです。
入手してから大分経ってしまいましたが、リトバス関連で忙しかったので書く機会がありませんでした。
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この『光見守る坂道で』は、初版が売り切れ、二版が刷られたものの、これまたすぐに売り切れ、倍以上の値段でオークションに出てたりもして入手し難い状態が続いてましたけど、現在は普通に買えるようになりました。
この本の挿絵を担当している、ごとPさんのWEBサイト(Peeping P!)によると、現在流通しているのは第三版だそうです。
私はちょうど一ヶ月前、(三版が出回る直前)せなか企画の本(涼元さんが脚本担当)を探している時に偶然名古屋・大須のゲーマーズで2冊発見したのでゲットしました。
とらのあな、まんだらけ、大須の三洋堂3階(知る人ぞ知るアウターゾン)、ペーパームーンと探し回って、最後に「そういえば、らき☆すたのこなたがよく行くゲーマーズってどんな所だろ」と思って入ったらあったんですよ。あの時の感動といったら…
店員さんに「同じものが二冊ですがよろしいですか?」って言われて吹き出しましたが、とにかくゲット。ポイントカードとかBOOKフェアのチケットとかも貰いましたが、次に行くときは期限が切れてるだろうな……。
さてさて、「光見守る坂道で」ですが、うわさ通りの出来栄えでした。
この本を知らない人に少し説明しておきます。
この本は、麻枝准さん、涼元悠一さん、魁さん、丘野塔也さんの4人が描く「CLANNAD」を完結させるオフィシャルストーリーで、全16編のシナリオが掲載されています。イラストはごとPさんが担当しています。
(たまに同人誌と勘違いする人がいるらしいですけど、CLANNADを書いたスタッフと同じスタッフで、正式な出版物です。)
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ゲーム原作のCLANNADでは語られなかった物語が書かれているので、CLANNADスキーな人は買っておいて損は無し。
全ページフルカラー印刷で、ごとPさんのイラストがほぼ1ページにつき一つ入っています。
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(こんな感じです クリックで拡大)
全16話の中でもお勧めな話を少しだけ。
まずは
第7話「特別な夜」
これは古河夫妻の出会いのお話です。当然、麻枝准さんが担当。古河夫妻らしい出会いで、なかなか感動的です。ごとPさんのイラストも合いすぎ。
エピソードを詳しく書けないのが残念ですが、あの古河家の基礎は遠い昔にもう出来ていたし、夫妻の子供好きもこの時からなんだと、納得の出来ですね〜。
14話「古河ベイカーズ再結成」もイイですよ。
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これも麻枝准さん担当です。
芳野の人情溢れる言動に思わず涙は出ませんが(全体的にギャク攻勢なので)これもCLANNAD本編の野球編に負けず劣らず、面白かったです。
私は風子がツボなので、「風子……参上」にはやられました。別の話だけど、「先生の思い出」の風子もかなり良いですね。こっちの方は泣ける「良い」ですけど。
16話「町の思い」
これは汐のお話です。トリに相応しく壮大。というか無茶すぎ笑
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