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<画像:2007082501.jpg>
ごく一部で、『Hanabiがリトルバスターズの原点になっているのではないか?』と、まことしやかに囁かれています。かくいう私も、この噂にはかなり信憑性があるのでは無いかと思っています。
そこで今回は、Hanabiを検証してみる事にしました。なお今回も壮大にネタバレですので、リトバス未プレイの方は注意してください。
という訳で早速Key Sounds Label Boxから、KEY+LIAのマキシシングル『Spica/Hanabi/Moon<画像:>』【AA】をピックアップ。
<画像:2007082502.jpg>
この『Spica/Hanabi/Moon』というマキシシングルに収録されている『Hanabi』ですが、
ブランドは Key Sounds Label 作詞・作曲は麻枝准さん、ボーカルはLiaさんと、まさにKey。
個人的には曲の途中で音がフェードアウトしてセミがミンミン鳴きだす演出がたまらなく好きです。
『Love Song<画像:>』【AA】に収録されている『折れない翼』も、途中で音がフェードアウトして、羽が羽ばたく演出が!これは超超好きな曲)
えーと、まず結論を先に言いますと、
『Hanabi』はリトバスの鈴シナリオとかなり一致する部分がありました。
更にSpicaも検証する必要がある事がわかりました。
むしろSpicaの方が重大なネタバレな気がする…。
さて、『Hanabi』の検証です。
CDを開けると、目に留まるのは帯。そこに書いてあるのは…
つまらないものばかりいつも愛した 増えては困る猫ばかり拾ってた
次に歌詞カードに書かれている歌詞を検証してみます。
……ってこれ、どう見てもリトルバスターズ!の鈴シナリオです…。
リトバスの鈴シナリオは視点が理樹ですが、『Hanabi』は鈴側の視点で描かれた物語です。
今回の考察において重要だと思われるキーワードを歌詞から引用させていただきます。
1.『あの日君は僕の手を引いて言った 壁の向こうにある暮らしを目指そうと』2.『ふたりきりで過ごす夏が始まった』
3.『増えては困る猫ばかり拾ってた』
4.『守られ続けた僕らがいた』
5.『やがて僕らは連れ戻された』
6.『君はいつの間にか笑わなくなってた』
Spica/Hanabi/Moonより『Hanabi』 作詞 Key(麻枝准)
Key Sounds Label 公式ホームページ
まず1番ですが、リトルバスターズ!では理樹が鈴を連れ出すシーンに該当します。
一人称が『僕』なので分かり辛いですか、鈴側の視点です。
『壁の向こう』が、かなり意味深いのですが、これは恭介が支配する環境を『壁』と比喩していると考えて良いと思います。
麻枝准さんは常々、『こんな辛い現実から目を背けたいと思っている人を諭したい』そう思っているのではないかと、私は考えています。
『智代アフター』では、『辛い現実』を前向きにとらえ『セカイはこんなにも素晴らしい』ものである事を主張しました。
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