CLANNAD論争!名作or駄作 Part4[022-読み物 コラム]
(2007-01-01) by 安眠枕


< ページ移動: 1 2 >

では,まず冬ソナで,世界の中心で,電車男で泣かなければいけない訳だな.ああ,前途多難.
これでも私は涙腺緩い方なんだけど(おジャ魔女どれみで泣けます)

>選択肢を自分で選ぶ事で、ゲームの主人公とシンクロする事ができる人ならば
オナニープレイもいいとこ.自分の気持ちがいいところに自分で行って絶頂を迎えるか?
ゲームの特性だな.RPGで特に言われていることだが,自分自身が世界を紡ぐことができる楽しさがあるんだろう.だからこそ同人誌なんていう世界感(キャラや人間関係)を共有したものを作りたがるんでしょうね.
大体私は何人かのキャラがいて(ストーリがあって),「さぁお好きなのものをお選びください」って云われると萎える.「じゃーお前の見せたいものはいったい何なんだよ!」って思う.
「当店ではこのキャラ(ストーリ)の魅力を語らせていただきます」と,たとえ,そのキャラ(ストーリ)が大嫌いでも,作家の磨き上げた技と熱い魂によって説き伏せられるのが好きなのです.

>それまでの過程は問題ではない。
その最終目標までどうやって読者を効率よく誘導し,悩ませ,世界に引き込むかが演出であり,ストーリだと思うが...もういい年だし,ちょっとしたストーリ上のアイディアだけでは感動できないよ.で,エロゲを中心とする表現はその辺を疎かにしている感があると申しておるのです.
A,B,Cという初期段階で選べるシナリオが,そして最終目的D(作品が云いたいコト)があるとする.
このゲームの場合,Aをプレイした後でBをやりCをやる場合(A→B→C)やA→C→BやB→A→Cなんていう順番でシナリオを読むことができる.そして行き着く先はDである.
が,通常の表現であれば,導入部(読者に世界感や主人公の置かれた状況を説明する部)として最も適切なシナリオはAであり,そのために,より導入部としての機能を高めたA'を,次にA'を受けてより効果的にCへ行くためのB'を,同様にC'を配置する.そしてA→B→Cで到達するDよりもより高みにある D'を表現できるのだ.
さらに云えば,ゲームでのA,B,Cはどれを最初に読んでも大丈夫なつくりになっている.つまりAを読んで,世界感や作者の云いたいコトなどを理解しているにも関わらず,Bでまた素人にでも解る様にと,既に知っている情報が繰り返される.冗長だ!!私ならそう思う.

>1〜4に律儀に答えていただき誠にありがとうございます.
これは細分化の例でして,細分化を嫌っている例は下の方です("・"の方).
ま,答えていただいた部分にもちょっかいを出したいのですが,長くなりますので少しだけ
>公式にアナウンスしているの?
僕は君にそう薦められました.これに関しては”読者側が細分化して消費している”って例なので.公式って・・・なんだろう?
(映画の10分から30分までは良い話だよって薦める奴はそんなにいない)


<画像>続き:CLANNAD論争!名作or駄作 Part5

<画像>CLANNADへ戻る

< ページ移動: 1 2 >


次の記事へ >
< 前の記事へ
TOPへ戻る

Powered by
MT4i 3.0.8